妊娠悪阻で入院
妊娠をする事で、知ることがいっぱいありましたし、知ってるようで本当はちゃんとわかってなかったことも多かったです。
わたしのつわりの勘違いは、
つわりは病気じゃないと思い込んでいたこと!
重度のつわりは、「妊娠悪阻」という病名がつきます。
もちろんそこまでいかなくても辛さは人それぞれ。
「つわりは病気じゃないから」と妊婦にいうのは知識不足ですね。
女性なのにそんなことも知らなかったので、男性ならなおさら理解が浅いかもしれないです。
あまりにも重度だと、
妊婦を続けられないかもしれない、という不安も周りの人に相談できない理由でした。
安定期に入る前にそんな状態で、先輩ママさんに相談してもし諦めるということになったら
ものすごく気を遣わせるんじゃないかなって考えちゃいました。
安定期を目前にしていましたが、毎日点滴に通っても改善しなかったので、入院。
入院して1日中点滴をし続けたことで、これまで辛かったのはなんなんだったんだ?というほど、一気に回復しました。
1日でケトン体は正常値に。
すぐに退院したい!そう病院に相談すると、落ち着くように言われました笑
まだ1日にクッキー1枚くらいしか食べられない状態で、退院しても点滴もせずお家で普通に暮らすのはまだ難しいんじゃないか、と諭されました。
吐き気がないのに病院で寝ているのは、結構それはそれで何かやりたくなってしまい居心地の悪い感覚でしたが、助産師さんたちの説明はすごく説得力もあって、
7日間程入院しました。
入院3日目くらいから少しずつご飯を食べられるように、病院で食事を出してもらうようにお願いしました。
手術後の患者さんが食べるような胃に優しい食事を用意してもらい、少しずつ食べる量を増やしていきました。
(調子に乗って食べすぎると胃もたれで眠れなくなります。すごく後悔した日もありました。)
毎食食べたいものを聞いてくれた病院の人にも本当に感謝です。
毎回といってもいいほど、様子を見にきてくれる助産師さんが変わりました。
その度にみなさんの経験を聞かせてもらえて、すごく励まされたのを覚えてます。
退院間際には、本当に点滴なしでも気持ち悪くならないか、職場まで通勤して本当に仕事復帰できるのか自信がなくて考えすぎて急に気持ちが悪くなるなんてこともありました、、
不安と心配で、相談しながら泣き始めてしまうわたしを、慰めてくれた助産師さんには本当に感謝しても仕切れないです。
「気持ち悪くなることも、吐いちゃうことも、悪いことじゃないんだよ」
何度もわたしに言い聞かせてくれました。
また体調が悪くなって入院しに来ることがあってもいいし、お腹の子のために栄養があるものをたくさん食べないといけない、と思う必要もないと教えてくれました。
体重が結局9.5kgまで減ったわたしは、子どものためにご飯をしっかり食べなきゃ!!
みたいなプレッシャーも自分に勝手に課していました笑
でも、妊娠前と出産時でほとんど体重が変わらない妊婦さんでも無事に健康な赤ちゃんを産めていた話も聞けて、出産は人によって全然違う経験があるんだ!
と教えてもらったことも本当に安心できました。
退院する日は旦那が迎えにきてくれました。
お家に帰ったら、サプライズで花束をもらって幸せでした。
実は1周年の結婚記念日は入院中に迎えていて、前から記念日にはお花が欲しいと言っていたことを覚えてくれていたのでとても感動しました。
旦那ははじめてお花を買ったと言っていました。笑