腹帯のこと
安産祈願の時にお祈りしてもらった腹帯をつけて過ごすのが良いと言われているようなのですが、
いろいろ調べてAmazonで購入したものを、
安産祈願の日なども関係なくつけ始めました。
友人からサポータータイプのものを1つもらっていましたが、まだそこまでお腹が大きくなかったのと締め付けが疲れそうだったので、
ゆったり着けられそうな筒状の腹巻タイプのものをまず1つ買いました。
冬だったのもあって、冷えないようにという意味も込めて。
ネットで調べたところこの腹帯の習慣は、実は海外にはないそうでした。
日本ならではの
「小さく産んで、大きく育てる」
という考えで、妊婦はきつく腹帯を巻くという習慣があるようなのですが、早産などの要因にも繋がっていた。という話もあるそうです。
わたしもあまり締め付けがきついものだと気持ち悪くなってしまうので、勤務中と寝ている時だけつけていました。
なので、結局同じものをもう1つ購入。
都心だと、結構人も多いのでもしぶつかったり何かあった時のためにサポータータイプをつけている人もいるのかな?
とも思いました。
妊娠後期になってくると、やっぱりお腹の重さが靭帯を引っ張っているのか、お腹が苦しくなってくるのでサポータータイプも1つ持っていて、とても重宝しました。
◾︎ワンサイズ上の筒状の腹帯2枚
◾︎サポータータイプの腹帯1枚
これで乗り切れそうです。
冬だとタイツをよく履いていましたが、
お腹に食い込んで履かなかったりもするので、服装の部分でも何かと妊婦になるとお金がかかるんだなあと思いました。
(妊婦用を買っても、締め付けが意外ときつくてイマイチなものもありました)
わたしは普段タイトな服が好きだったのもあって、結構着れない服も出てきてしまいました。
いろいろと想定していないお金がかかりますね。
妊婦の洋服もお金がかかるんだよってことを男性にはわかってもらえたらなと思います。
戌の日に安産祈願
戌の日に安産祈願にいく
というのも、トツキトオカのアプリに教えてもらいました。
しかも入院中に笑
犬は子だくさんでお産が軽いことから、
妊娠5ヶ月目の戌の日に神社やお寺で安産祈願をするというのも妊娠するまでちゃんと知りませんでした。
安産祈願はなんとなく知っていましたが、
まず戌の日がいつなの?っていう感じでしたね笑
入院中、近くの神社でやっているところを調べて、予約をしました。
当日は、安産祈願以外にもお宮参りや七五三に来ているご家族もいて賑やかでした。
お祈り後にお札や安産守り、雷おこしなどをもらって、しゃもじに祈願のメッセージを書いてきました。
お祈りはたくさんの子供が参加していましたが、子供も個性がそれぞれ違くて面白かったです。
太鼓がなると、太鼓を叩きたくなってだだをこねる子がいたり、ずっと正座ができる子がいたりと、さまざまでした。
つわりが大変だったこともありますし、どんな性格の子でも無事に生まれて来てくれるだけでありがたいなと思ってます。
初めて聞いた胎動
入院時、助産師さんに胎動の音を初めて聞かせてもらいました。
まだお腹も大きくなく、胎動も自分では感じられない時期は無事に赤ちゃんが育っているのかお母さんは本当に心配になります。
勢いよく布団に横になったり、ちょっと腰をぶつけちゃっただけでも、すーぐ不安になってしまいます笑
お腹も大きくない分、動きにくさはまだ無いのでこれまでと同じ動きをしてしまう気がします。
助産師さんに胎動を測る計測器をお腹に当ててもらうと、鼓動の速さに驚きました!!
わたしの鼓動の2倍くらい早くて、こんなにたくさん動いてがんばって生きてるんだ!
と感じることができました。
動画を撮っても良いと言われたので、病室で撮影した動画(胎動の音がしっかり聞こえる)を旦那に送ると
自宅で号泣したみたいでした。
「初めてらぶちゃんがいるのを実感した!」と連絡が来ました。
用意したご飯に手がつけられないくらい泣いちゃったみたいです。
わたしがただ体調が悪いだけで、まだ自分の子どもが本当にいる実感がなかった、と。
男性が自分が父親だと実感するのは、出産後子どもの顔を見てからっていうのもよく聞く気がします。
でも、わたしの旦那は子どもが好きだからか、感受性が豊か(←本人が言っている)だからか、実感が早かったように思います。
退院後、無事に今日もちゃんと生きているのか知りたくて調べると、自宅でも胎動を聴ける機械が市販されていることを知りました。
レンタルもあるみたいですね。
ちょうど心配がピークになったのが、5ヶ月目でもう1.2週間もしたら胎動が自分で感じられるかもしれない!という時期でした。
値段もはるし、1ヶ月だけでもレンタルしようかな?
こんなところでお金使うもんじゃ無いのかな?
でもめちゃめちゃ毎日不安すぎる、、
と悩んだ夜がありました。
すると次の日から胎動を感じるようになったんです。
わたしの気持ちを察して、
「ここにいるよー!」と、動いてアピールしくれた気がしました。
とっても嬉しかったし、本当にわたしの気持ちが伝わっている気がして驚きました。
生まれる前から、人の気持ちを察することのできるすごい人なんだなと尊敬もしちゃいました。
すくすく育ってくれて本当にありがとう。
らぶちゃんに早くお礼が言いたいです。
妊娠悪阻で入院
妊娠をする事で、知ることがいっぱいありましたし、知ってるようで本当はちゃんとわかってなかったことも多かったです。
わたしのつわりの勘違いは、
つわりは病気じゃないと思い込んでいたこと!
重度のつわりは、「妊娠悪阻」という病名がつきます。
もちろんそこまでいかなくても辛さは人それぞれ。
「つわりは病気じゃないから」と妊婦にいうのは知識不足ですね。
女性なのにそんなことも知らなかったので、男性ならなおさら理解が浅いかもしれないです。
あまりにも重度だと、
妊婦を続けられないかもしれない、という不安も周りの人に相談できない理由でした。
安定期に入る前にそんな状態で、先輩ママさんに相談してもし諦めるということになったら
ものすごく気を遣わせるんじゃないかなって考えちゃいました。
安定期を目前にしていましたが、毎日点滴に通っても改善しなかったので、入院。
入院して1日中点滴をし続けたことで、これまで辛かったのはなんなんだったんだ?というほど、一気に回復しました。
1日でケトン体は正常値に。
すぐに退院したい!そう病院に相談すると、落ち着くように言われました笑
まだ1日にクッキー1枚くらいしか食べられない状態で、退院しても点滴もせずお家で普通に暮らすのはまだ難しいんじゃないか、と諭されました。
吐き気がないのに病院で寝ているのは、結構それはそれで何かやりたくなってしまい居心地の悪い感覚でしたが、助産師さんたちの説明はすごく説得力もあって、
7日間程入院しました。
入院3日目くらいから少しずつご飯を食べられるように、病院で食事を出してもらうようにお願いしました。
手術後の患者さんが食べるような胃に優しい食事を用意してもらい、少しずつ食べる量を増やしていきました。
(調子に乗って食べすぎると胃もたれで眠れなくなります。すごく後悔した日もありました。)
毎食食べたいものを聞いてくれた病院の人にも本当に感謝です。
毎回といってもいいほど、様子を見にきてくれる助産師さんが変わりました。
その度にみなさんの経験を聞かせてもらえて、すごく励まされたのを覚えてます。
退院間際には、本当に点滴なしでも気持ち悪くならないか、職場まで通勤して本当に仕事復帰できるのか自信がなくて考えすぎて急に気持ちが悪くなるなんてこともありました、、
不安と心配で、相談しながら泣き始めてしまうわたしを、慰めてくれた助産師さんには本当に感謝しても仕切れないです。
「気持ち悪くなることも、吐いちゃうことも、悪いことじゃないんだよ」
何度もわたしに言い聞かせてくれました。
また体調が悪くなって入院しに来ることがあってもいいし、お腹の子のために栄養があるものをたくさん食べないといけない、と思う必要もないと教えてくれました。
体重が結局9.5kgまで減ったわたしは、子どものためにご飯をしっかり食べなきゃ!!
みたいなプレッシャーも自分に勝手に課していました笑
でも、妊娠前と出産時でほとんど体重が変わらない妊婦さんでも無事に健康な赤ちゃんを産めていた話も聞けて、出産は人によって全然違う経験があるんだ!
と教えてもらったことも本当に安心できました。
退院する日は旦那が迎えにきてくれました。
お家に帰ったら、サプライズで花束をもらって幸せでした。
実は1周年の結婚記念日は入院中に迎えていて、前から記念日にはお花が欲しいと言っていたことを覚えてくれていたのでとても感動しました。
旦那ははじめてお花を買ったと言っていました。笑
壮絶なつわり
初めて産婦人科を受診した日の次の日から、
胃がもたれるような感覚がありました。
病院でスイッチを押されたみたいでした。
朝の電車通勤でとある駅付近になると気持ち悪くなるようになりました。
結構混んでいる電車なので、座れることはほとんどありません。
それでも耐えられれば出勤するし、耐えられなければ途中下車をして様子を見ていました。
駅で様子を見て、よくなれば出勤したり、よくならなければ帰宅したり。
(帰りの方向の電車はほぼ座れる)
6、7週目くらいはそんな状態。
全然まだ妊娠初期でしたが、心配をかけているのがわかったので職場の上司に妊娠の話をしなくてはいけない状況でした。
職場も人数が少ないので、同僚にも話しました。
本当だったら、何があるかわからないですし、
安定期に入ってからお知らせしたかったですが、
もともと体調不良でほとんど休まない人が急に休み始めたら不安ですよね笑
しかもコロナが流行っているご時世。
同僚に話したら、コロナなのかと思ってたと言われました笑
職場の人に話すと少し気持ち的にも楽になって、
なんだかつわりも和らいだからな!
なんて思っていましたが、、
まだまだ初期の時期だなんてその頃は思いもしませんでした笑
9、10週目に入ると電車に乗るもののほぼ毎日電車は途中下車するような状態。
電車に少し乗って帰ってくるような感じで、自分の中では、"電車に少し乗るお散歩" みたいな感じでした笑
それでも大事な報告会の日は体に鞭を打って出勤しました。
だんだんと体が朝からだるくなってきて、布団から出ることもなく上司に休みの電話をするようになりました。
「いつまでこの状態が続くんだろう、、」
「長いと2ヶ月もこの状態が続くの?、、」
望んで妊娠したにも関わらず、こんなにつわりが辛いなんて聞いてないよ!
もちろん絶対降ろしなくなんかない!!!
でも、本当にずっと車酔いをしているみたいで、頭が狂って自殺しちゃいそう(;_;)
でも、わたしがいなくなったら旦那もらぶちゃんもみんなが悲しむ事になるし、、
毎日毎日職場への休みの電話も申し訳なくて、仕事に行けない自分も情けなくて、気持ち的にも落ち込んでいきました。
まだ元気で悲観的にもなれる、そんな時期でした。
1日の中で昼間は調子が良い事が多かったですが、夕方〜夜、明け方は特に調子が悪かったです。
11、12、13週くらいはピークで
本当に死んだように布団の中で生活していて、筋肉も無くなってきました。
12週目からようやくかかりつけの婦人科で点滴をしてもらい始めました。
健診の際に毎回尿検査をしていましたが、それにケトン体がたくさん出ていたようです。
点滴をすると、次の日は少し調子が良くなるんです!
気持ちは悪いもののそのレベルは低くて、明るい気持ちで過ごせるのですが、その日の夜から点滴が切れて体調が悪くなりました、、
12週目は2日に1回点滴に行きましたが、同じことの繰り返し、、
病院に行くのすら気持ち悪くていつもの倍くらい歩くのも時間がかかりました。(ケトン体は4+)
病院では
「ケトン体も全然減らないし、入院してもいいと思うよ」
って言われました。
でも、その頃の唯一の心の支えは旦那の顔を見ることで、そのために昼間は生きて帰りを待つ事ができていました。
なのですぐ入院する決心がつかなかったんです。
貧血も凄くて家の中や病院で点滴待ちをしている時にも重力に勝てず倒れ込んだり、
食事は一日にクッキー1個くらい、そんな状態でした。
水分を取るように言われて飲んでいるつもりでしたが、吐きつわりだったので水分も足りていませんでした。
旦那も体調がどんどん悪くなり痩せていくわたしを見てもの凄く心配していていました、、
「このまま死ぬんじゃないか、、」
旦那も自分もそう思ってしまう始末
2人でよく泣いていました笑
旦那には今すぐにでも入院してほしいと言われましたが、
13週目は毎日点滴に通う約束をして、もしそれで1週間経っても良くならなければ入院する約束をしました。
(本当にわたしって頑固!!)
点滴をし過ぎて、腕の血管も点滴ができるところがなくなるくらいあざだらけ。
結局、1週間経っても変わらずケトン体は4+、、
体も毎日病院に通うのがもう限界で、旦那にも心配をかけ過ぎたので入院をする事に決めました!
「トツキトオカ」アプリ
妊婦さんたちが登録しているのをよく見ていたのが、この「トツキトオカ」!
他にも似たようなアプリはありましたが、絵が一番好みだったのでわたしもこのアプリを入れてみました。
最初はこんな感じの赤ちゃん笑
毎日いろんな言葉で話しかけてくれて、わたしの心を癒してくれました。
赤ちゃんがお腹にいるとわかっていても、なかなか最初は実感が湧かなかったりしますよね?
毎日らぶちゃんが話しかけてくれて、わたしをお母さんにさせてくれたような気がします。
毎日お手紙も届き、その時期に気をつけた方が良い事などいろんな知識を教えてくれます。
初めての妊娠でわからない事が多いわたしにとっては、もの凄くありがたかったです!