初めての産婦人科

実は、産婦人科に行くのは初めてでした。

 

家から歩いて15分くらいのところに、分娩までできる産婦人科がありました。

今思うと、家から近いところに病院があったのはもの凄くラッキーでした。

 

予約をして、受診しました。

わたしは5週目の5日に受診しましたが、6週目くらいがいいみたいです。

 

あまり早すぎても、赤ちゃんが小さすぎて確認できないですし、遅いと子宮外妊娠が起きている状態だと早めの処置が必要みたいです。

 

生理が来ず、妊娠の可能性がある時は早めに受診した方がいいですね。

 

初めて検診を受けて、先生に

「うまくいけば、この子が初めての子供だね」

と言われた時、緊張がほぐれてすごく感動しました。

 

わたしでも子供が授かれるんだ!

って嬉しくて幸せな気持ちになりました。

 

エコー写真はまだ黒い丸のようなものが写っているだけで、本当に赤ちゃんなのかわからない姿でしたが、

その写真を親に送るととても喜んでくれました。

 

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胎児ネーム

『生まれる前からお腹にいる子を好きになれるか?』

 

まだ子供を授かる前、妊活をしている頃に、旦那ともめたことがありました。

 

「わたしは産まれる前から本当に自分の子供を好きになれるかなんて、正直わからない!」

 

素直に旦那に伝えたら、もめました笑

 

どんな子なのか顔も性格もわからない、病気や障害があるかもわからない、、

それなのに産まれる前からその子の事、正直好きになれるかなんて、大切に育てられるかなんて、本当に本当に自信がなかったんです。

 

旦那は大怒り!!

 

「なんでだよ!どんな子でも自分の子なんだから好きになるでしょ!」

 

って。

 

旦那の方が子供好きだから意見が違うのかな〜

なんて思っていました。

 

それから妊娠をして思いました。

旦那のいうことが正解だなって。笑

 

妊娠してお腹にいることがわかったその瞬間から、その子が "大好き"  になりました。

 

本当に不思議なのですが、

どんな顔だろうが、障害があろうが、産まれる前から絶対的に大好きな気持ちは変わらないなと思いました。

 

気持ちって、いとも簡単に変わるんですね笑

 

それから正直ついでにいうと

自分のお腹で違う生き物が成長していくというのも少し怖いな、、と思っていました。

子供が欲しいと思ってるのにおかしいですよね笑

 

妊娠初期はまだお腹が膨らんでいるわけでもないですし、母子手帳マタニティマークももらってない段階だと

子供がお腹にいることをわかっているのは自分と旦那だけです。

 

違う生物で怖いな、なんて思っていたにも関わらず、妊娠がわかった瞬間から

"わたしが守ってあげないと!"

と、責任感をすごく感じました。

 

これが母性っていうやつですかね??

 

親には初診の帰りに妊娠を話しました。

 

自分の信じて疑わなかった気持ちや考え方も、

その時の状況であっさりと変わるんだな〜、と感じさせてくれる驚きの幸せな体験をしました。

 

性別がわかる時期までだいぶあったので、

 "産まれる前から大好き"  という意味を込めて

胎児ネームを「らぶちゃん」と決めて、話しかけるようになりました。

 

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妊娠検査薬さん

妊娠できなかった1ヶ月目も2ヶ月目も妊娠検査薬を旦那には内緒でこっそりやって、落ち込んでいました笑

 

なんで生理きてるんだよ!

でも、毎月生理が来てるってことは妊娠できるはずだよね、、?

毎月忘れずに排卵するってやっぱり女性の体ってすごいなあ〜(感心)

 

と自分の中で対話したのを覚えています。笑

 

3ヶ月目は、着床出血を予感させる出血も全くなかったので凄く期待していました!

 

生理予定日から1週間過ぎても生理が来る気配がなかったので、検査をしたら即座に陽性反応の線が出ました。

 

ちなみに、生理日が来ないからといって、待たずにあんまり早く検査をするのも正確な結果が出ないみたいなので要注意です!

受精ができても上手く子宮に着床できないと、検査薬では陽性反応が出たのに検診に行っても妊娠していないと言われてしまうかもしれないです、、

 

妊娠検査薬を買うってなかなかドキドキしますよね笑

 

結局、陽性反応も本当なのか心配で別日に2回目の検査もしてしまいました。

同じく即座に陽性反応がでました笑

 

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コロナ禍で妊活スタート!

わたしが妊活を始めてから入れたアプリです。

 

コウノトリ

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公式サイト

http://www.kounotori-apps.com/

 

コウノトリは、

前回の生理期間と生理周期を入力すると、自動で次に妊娠しやすい日を教えてくれます。

しかも男の子の可能性が高くなる日や女の子の可能性が高くなる日も自動で計算してくれるので、凄いアプリだなと感心しました。

 

実際のところ、

わたしの周期は月によって2〜3日位はずれることもよくあったので、

完璧に産み分けがしたいと思っても難しいかったです。

 

そのアプリを使って妊活を始める半年くらい前から基礎体温表をつけていて、周期のずれはどうも仕方がないなと思っていたので産み分けは気にしてみるもののそこは運任せにしました!笑

 

でも周期の管理や確率の高い日がわかりやすいので、コウノトリはおすすめです。

 

結果としてはこのアプリを使いなが妊活を始めて、3ヶ月目で妊娠をすることができました。

 

妊娠した時はとーっても嬉しかったですが、

やっぱり1ヶ月目、2ヶ月目は何度もチャレンジしたのにできなかったわけですから、この状態がいつまで続くのかわからず、、自分でも驚くぐらい精神的に不安定になりました。

 

健康診断の婦人科検診は異常が見つからなかっただけで、

自分が妊娠できる体じゃないのかも、、

はたまた旦那の方に問題があるのか、、

 

女性としては働き方も変わってくるのが妊娠なわけですし、

『自分がいつ妊娠するのかわからない』

というのはもの凄くわたしを不安にさせる状態でした。

 

毎月一喜一憂する期間がどれだけ続くんだろう、、何ヶ月も何年も続いたらどうしよう、、

と、妊活をしてなかなか子供ができない人の気持ちを味わった期間でした。

 

「半年は様子を見てもいいんじゃないか?」

 

と旦那には言われましたが、

もしわたしに問題があって不妊治療を始めることになったらと考えると、なにも調べないで妊活を続ける状態が不安で不安で耐えられない!という気持ちを話しました。

 

「次もしできなかったら、検査に行きたい!」

 

当たり前ですけど、不安なレベルももちろん夫婦で違いますよね。

自分の気持ちが相手に伝わるまで話し合うことも大切だなと思いました。

 

そして、わたしを余計に不安定にさせたのがこのコロナ禍でワクチン接種がスタートした時期と妊活し始めた時期が被ったことにもあります。

 

職域接種で予約をしたにもかかわらず、

会場で妊活中の人(妊娠してる可能性がある人)には打てないと言われ帰りました。

仕方がないと思いながらも、接種のために接種日も早退をして、翌日休むかもしれないことも職場の人たちと話し合っていたので、接種できなかった理由を話さなくてはいけない状況でした、、

妊活の段階で上司や同僚に話すのも凄いプレッシャーですよね笑

 

勝手にですが、その状況も余計追い詰められる感覚がしていました。

 

一喜一憂の一喜の状態の時は、

今回妊娠したらいつ出産予定日なのか、待ちきれなくてすぐ調べちゃいます笑

 

凄く余談ですが、もちろん予定通り産まれないにしても、しっかり予定日を調べるサイトで計算すると思っている時期と違うこともあるので要注意です!

最終生理日から400日という計算で予定日を出すので、単純に10ヶ月後くらい?と思っていると予定日が違う月だった!ということもあるかもしれません。

 

ひとつ思っていたのは、わたしが早生まれなので、もし自分が自分の生まれる月を選べるなら、もう少し遅生まれの方がよかったな、と。

 

もちろんいつ産まれてきても嬉しいですけど、

あんまり早生まれすぎるのは大変なのかもしれないな、と感じることもありました。

(いろんな考え方があると思いますが笑)

 

妊娠した3ヶ月目が、ちょうど遅生まれ(4月)になるタイミングだったので本当にわたしの気持ちを汲んでくれてる子なんだな、と驚きました!!

※多少ずれても4月以降が予定日になるタイミング

 

人によって妊活期間は全然違いますし、わたしは短い方だったと思います。

 

それでも妊活期間は、特に働く女性にとってはかなり精神的に不安定になる時期だと実感しました。

 

女性たちが安心して子供を望んで授かれる会社、社会にもっとなったら嬉しいですし、

いつ子供を授かりたい!と思える人に出会えるかなんてわからないわけですから、女性は自分の体を大切にすることも重要、と思います。

 

産まれてきた子には、女性としての幸せもたくさん教えてあげたいです。

 

 

基礎体温ってなに?

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結婚を決めて、すぐに始めたのが基礎体温を記録することです。

 

まだ挙式も新婚旅行もあるので妊娠するタイミングではなかったけど、

今わたしが子供のためにできることはないかな?と思い、基礎体温表をつけ始めました。

 

実は基礎体温をこれまで全く知らなかったです。笑

 

知るきっかけになったのはYoutubeです。

 

Youtubeの子供の産み分けについての動画をみて、基礎体温があるんだということを知りました。

 

それによって排卵日がだいたいわかって、産み分けも可能ってことだったと思います。

 

観ていたのは、12人子供を出産した助産師の

HISAKOさんのYoutubeです。

 

産み分けの動画は結構長いですのですが、

なんといっても

"子供を授かるって奇跡なんだな"

ということを再確認できたのでその動画を妊娠前に観て本当によかったです。

 

基礎体温計は普通の体温計とは違って、小数点第二位まで計ることができます。

計る場所も異なり、脇に挟むのではなく舌と下あごに挟みます。

毎日、朝起きたら忘れずに計るようにしました。

(もちろん人間なので、忘れる日もありました。)

 

何ヶ月かすると規則性がわかってきて、女性の体って本当にすごいなと感心しました。

 

生理が来ると基礎体温はがくんと下がり、

排卵が終わると高温期になる人が多いようです。

わたしもそんなグラフが出来上がりました。

 

ちょっと話が変わりますが、

コロナ禍で毎日会社へ体温報告をする、という会社も増えたと思います。

わたしの勤務先は女性だけは具体的な数字を毎日報告しなくてもOKという判断がされていましたが、それは生理の周期がわかってしまうからなのかなと。

 

でも中には、なんで女性だと具体的な数字を報告しなくてもいいのかわからない

女性のからだの仕組みを理解してない男性もいるかもしれないですね。

 

わたしもずっと女性でしたが、妊娠を考えたから基礎体温を知ったので、知らない男性がいても仕方がないと思います。

 

でも本当に妊娠を経験して、

わたしって女性の体のこと全然わかってないじゃんって実感したことがこれ以外にも多かったです。

 

これからはもっと男女お互いの体の違いを理解して、それぞれ配慮される社会になるといいなと感じます。

 

 

 

コロナ禍の結婚

コロナ禍に出産をしようと決めたわたしは、

結婚に向けて動き始めました。

 

コロナ禍だから大変だったこともたくさんありましたが、

コロナ禍だからこそ良かったこともたくさんありました。

1つ1つの経験が大切な思い出になりましたし、まだ見ぬ我が子と出会うための体験と思うとすごく楽しめました。

 

プロポーズは9月にわたしから。

彼が出張中に決めたので、出張から帰ってきて夜寝る前

 

わたし「あ、そうだ、わたし結婚しようと思う!」

彼  「いいよ、いつ?」

わたし「11月1日の日曜!」

彼  「わかった、今度いろいろ決めようね」

 

そんな感じでスケジュールを決めていきました。

 

ドラマで見ていた夜景の綺麗なレストランでサプライズで指輪をもらうような、

ドラマチックなプロポーズを小さい頃って想像しますよね?

 

全然違いました。笑

だけど、わたしにとって決心できたタイミングで結婚ができるということは、

性格上必要不可欠だったのかな、と。

 

いつもわたしの意見を最大限尊重してくれる彼にいつも本当に感謝してます。

 

2020年11月入籍

2021年3月両家顔合わせ

2021年5月新婚旅行

2021年5月挙式

 

全てのイベントが初めてで、しかもコロナ禍で気を使うことも多かったです。

両家顔合わせも、結婚式も状況や参加者の気持ちを配慮しながら延期もしましたが、無事に開催することができました。

 

結婚式は、近い家族のみの家族挙式に。

友達をよんだり、食事をしたり、カラードレスにお色直ししたり

そんな式にはできなかったですが、

2人とも "家族のための挙式がしたい" と思っていてたので、

今思うとそれが一番叶えられた挙式になったと思います。

 

我が子に会うために決めた結婚で、たくさん楽しい思い出が作れました。

本当にありがとう。


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わたしのきっかけ

20代の時はいつか自分も誰かと結婚して、子供を育てる未来もあるのかな〜

 

と考えてはみるものの、

 

子どもがすごい好きだから早く結婚したい!

 

といった気持ちはあんまりなくて、結婚も子育てもリアルじゃなかったです。

 

そんな状態で、30代に入り、そしてコロナ時代に突入。

 

これまでの楽しみといえば、

・海外旅行に行ったり

・飲み会に行ったり

・美味しいスイーツを食べに行ったり

・スポーツをしたり

そんな感じで、結構アクティブに楽しんでいたと思います。

 

コロナ禍になって、『人生の楽しみ方』に制限が出てきたのはわたしだけではないですよね?

 

何を楽しみに毎日過ごしたらいいんだろう?

 

目的がないとなかなか動けないわたしは、すごく悶々としていた時期を過ごしていました。

 

そんな時にわたしに元気をくれたのが、友達の妊娠でした。

 

家も近く、日々その子のお腹が大きくなるのを見るのが、とっても楽しみになりました。

 

妊娠ってこんなに周りの人を幸せにできるんだ!!

 

そう感じてから結婚(当時まだ同棲中)にも、出産や子育てにも前向きになることができました。

本当に友達やその子供に感謝してます。

 

当時同棲していた彼氏(今の旦那)は、

わたしよりも子供が大好きで、ありがたいことに結婚にも前向きな人でした。

 

これからは、

その人の子供を産んで、

その人を幸せにすることを人生の楽しみの1つにしよう!

 

と決心して、結婚することを決めました。

 

わたしのマタニティLIFEのスタートはここから。

 

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